金沢大学人間社会研究域附属 グローバル文化・社会研究センター

NEWSニュース

[研究活動報告] 2024年9月24日 移動と伝統儀礼に関する公開研究会のディスカッサント/前野清太朗特任助教(グローバル・レジリエンス部門)

2024年9月24日、人間文化研究機構のネットワーク型基幹研究プロジェクト「グローバル地域研究推進事業」神戸拠点(EES神戸)が実施する公開研究会「人びとの移動と生活・儀礼祭祀の実践の変容」(於 南山大学人類学研究所)において、前野清太朗特任助教(グローバル・レジリエンス部門)がディスカッサントを担当しました。
同拠点の「住まいとライフスタイル」ユニットが実施した本研究会では、移民現象に伴う伝統的儀礼の継承と変容に関する2報告(竹内愛(南山大学)「ネパール、古都パタンにおける若者の海外出稼ぎによる家族・コミュニティの生活・儀礼祭祀の変容と女性自助組織の果たす新たな役割」、竹田響(京都大学)「在日朝鮮人の国境を跨いだ親族関係―人びとの移動と墓を巡る問題に着目して」)が行われました。ディスカッサントとして登壇した前野清太朗特任助教は、既存の移民研究の類型に即して各報告の論点を整理しつつ、本センターのグローバル・レジリエンス部門において過去行われた継承に関する議論を踏まえて問題提供を行いました。

https://ees-kobe.com/topics/351/