金沢大学人間社会学研究域附属 グローバル文化・社会研究センター

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[12/10(水)4限14:45-16:15] 公開研究会「『つくる』をとらえる――イ・シーラ氏講演「越前漆器産業の現状:人類学的視点から」」


12月10日(水)4限(14:45-16:15)、グローバル・レジリエンス研究会および人間社会研究域附属グローバル文化・社会研究センターグローバル・レジリエンス部門では、下記の要領で公開研究会を開催いたします。
会場とオンライン双方でのハイブリッド方式にて開催を致しますので、「つくる」ことをめぐるディスカッションにご関心のある各分野の学生・教職員のみなさまのご参加を歓迎いたします。

タイトル:
グローバル・レジリエンス研究会
公開研究会「『つくる』をとらえる
――イ・シーラ氏講演「越前漆器産業の現状:人類学的視点から」」
開催日時:
12月10日(水) 4限(14:45-16:15)
場所(ハイブリッド開催):
・学内会場 人間社会第2講義棟206講義室(角間キャンパス北地区)
・ZOOM事前登録リンク
https://kanazawa-university.zoom.us/meeting/register/FbXG8fIhSOyk2bsKSRXWAw

報告者:
イ・シーラ(Lee Shilla)氏
(人間社会研究域附属グローバル文化・社会研究センター グローバル・レジリエンス部門客員研究員/ドイツ・デュッセルドルフ大学)
報告題目:
「越前漆器産業の現状:人類学的視点から」
概要:
越前漆器は、伝統的な技術や歴史を大切にしながらも業務用漆器の分野で大きなシェアを持つなど、時代の変化に合わせて発展してきた。伝統にとらわれすぎず、新しい技術や需要を積極的に取り入れている。本研究では、今日の越前漆器産業がどのように時代の変化に対応しているのかを、生産関係を含む地域の多様な社会的ネットワークの中で考察する。特に、人類学の視点から「工芸(craft)」と「つくり(making)」という考え方に注目し、技術の変化だけでなく、社会関係の側面についても明らかにする。

司会・コメント:
前野清太朗
(人間社会研究域附属グローバル文化・社会研究センター 准教授)

備考:
日本語での実施、事前予約不要

主催:
グローバル・レジリエンス研究会
金沢大学人間社会研究域附属グローバル文化・社会研究センター グローバル・レジリエンス部門